年始から面接をスタートしている。年末年始で転職活動をゆるくスタートする人に向けて26日くらいから求人広告をスタートした。
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年末年始少しゆっくりしている時間にサイトを見だして、年始に応募頂けるのではないか?という推測の元。
概ね、この動向予測は合っていました。通常は公開した時にご応募がドンと来るところ、今応募が入りだしたから。
こうして、何でも予測してやってみたり、考えてやってみるとそれ自体が楽しい【作戦】になり、成功でも失敗でも自分の手のひらにあるように感じるというか、結局自分で作り出していかなきゃいけないという責任感にもつながる。
色んな年代の方を面接をするようになった。自分の年齢がやはり基準になっているようだ。29歳で独立した自分は40歳になるまで40歳代を採用する気にはならなかった。
今年50歳になる自分は50歳代も視野に入った。人口全体的にコアな世代がそのあたりであろうし、年齢だけで毛嫌いする時代でもないし、人それぞれの人生があり、50歳代での転職がポジティブな人も沢山いるはずだ。現に先日書いたように42歳未経験で大活躍しているスタッフもいる。
ちなみにこちらに書きました。楽しく頑張れること - okeiのコトバ~okeiオーナー片寄雄啓の話~
ただ今のところ50歳以上の採用には至っていない。そこにはやはり年代としての難しさがあると感じてしまった。
ある種、人生経験がある人だし、経験もしてないわけじゃない。やりたいこともはっきりして、トライしたいキモチもあるだろう。ただ、スタッフが教育していくということになっていくと、なかなか難しいなって。
能力がしっかりあり、入社し、謙虚な姿勢でありながらも楽しく働け、教育していける50歳代であれば、とても有益な存在になるだろう。
ただ、中途半端な経験でこだわりを持ってしまっていると、30代40代前半のスタッフが教育していこうとするとなかなか大変だなと感じた。
これは新しく入ってくる人が悪いというよりは、教育出来る人材を育てはいないという部分もある。100席あるようなお店でもないですし、1人が抱える【空気を作る仕事】が大きいお店であるので、教育しながら営業をしていくお店。
なかなかそのあたりが採用できない理由にもなってきそうです。
反面、能力がある人を採用できるチャンスにもなるのでこれからも採用トライはしていきたいとは思っています。年代に関わらず。
今現在、オケイではまずはスタッフが面接をして、2次面接として僕が面接をするスタイルを取っている。前は片寄が2度以上面接をしながら時としてスタッフを同席させるというものだった。それだとスタッフが一緒に働く人が採用までわからないケースがあり、人に対しての責任感も生まれないかなと感じたから。
2次面接を何度か今年していると、以前よりも給与や休みについてにこだわる人が少なくなった気がしました。以前は待遇の良さを求めて転職活動をしている方が多かった。もちろんそれも正しいと思います。しかし、それだけだとオケイというものでなくてもいいのだろうなって思う節もあり、複雑な時もありました。
今回は【やりたいこと】や【スキルアップ】への欲求が多い気がしました。チャレンジしたいキモチというか。新しいことへの勇気というか。
若い人であれば学生時代から入社初年度がコロナ時代。その後がコロナ後。
そこを抜けて、意識が変わり、新しいステージに向かいたいという気持ちかもしれない。そして待遇というものに関しては、世の中が良い待遇へトライしているので、【当たり前】になっているのかもしれない。
これからの経営者はこの【当たり前】をキープしていきながらやりがいやスキルアップを出来る環境を作っていかなきゃいけないんだなって、危機感も覚えたもの事実。
営業日数を減らし、売上減らして、休みを増やして給与を増やしていく。
飲食店としてはどうやって行けばいいのかをそれぞれで模索していくことだろう。
営業日数を減らさないなら、こだわりのお食事を提供していきたい気持ちとシフトで回したいから複数で調理可能なメニュー構成にしたい気持ち。
お客様の気持ちと欲求。難しいですよね。本当に。でもこのブログにこうして書きながら自分がやりたいことが少しずつまた見えてきたかもしれない。
冷静に多面から考えていこうと思う。