OKEI GROUP OWNER 片寄雄啓《コトバノチカラ》

神奈川大学法学部出身。広告代理店《協同広告》で営業として6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。1年半の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。現在、Pizzeria Terzo okei、Viva okei、OKEI BREWERY、Atelier de terrine maison okei、オケタプ 、ビストロオケイヤの6店舗経営。飲食店経営、カズ、サザン、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います。

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バディ、頑張れ!

【目が赤いけどどうしたの?】

昨日、帰宅したらすぐに妻に言われたこと。

実は帰路途中、泣いて帰っていて、ばれないと思ってマンションに入ってから気持ちを整えて、帰宅したのだけど一瞬でバレてしまった。

実は僕が豪徳寺店で初めて仲良くなったバディ

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という犬ちゃんが手術で大変そうなことをインスタで見てしまい、色々ずっと考えてしまって、耐え切れず・・・

お店を犬OKにしていますが、感情移入してしまうほどの犬ちゃんが沢山います。そして中には高齢になってきた犬ちゃんや体調不良の犬ちゃんなどやはりいますよね。。

僕も4歳になった犬ちゃんと暮らしていますが、やはり家族という以外に表現方法がありません。「犬」と言えば、ペットになると思いますが、過ごす時間が長ければ長いほど、いや迎え入れた瞬間から家族になりました。

正直、一緒に住むまではそんな気持ちはわかりませんでした。ぬいぐるみと変わらないというか、御世話が大変だからめんどくさい。。。なんて。

今思えば全く違うのに失礼だった。

僕には子供がいません。それがネガティブである要素はあります。正直に。

当然、欲しかったですし、妻とも何度も泣きましたし、何年も悩んだり苦しみました。

でもしっかり向き合ってきたし、話し合えたので妻と自分の中では納得?言葉はわかりませんが、今に至ります。

その中でかぼすという犬ちゃんを迎え、4年。妻はぼそっと言ったことが忘れられません。

【オケイ、私、子供はいないけどね、それ以外の夢は叶っているよ】

嬉しさというよりは感動的な言葉だった。

かぼすが妻にしてくれていることは多大なことなんだなって。自分一人ではそんな気持ちにさせてあげられなかっただろう。改めて、僕らにとって犬ちゃんを迎えている人たちにとって、その存在が大きくなることを感じた。

だから、愛情をもって過ごしている犬ちゃんがいる家族を見ていると、自分たちを見ているようで感情移入をしてしまったりします。

犬ちゃんがいなくても子供と夫婦でいる人に対しても同じようにわかる気持ちがあるんです。人間ではないですが、僕らにとっては子供なので。

そういう意味で、バディがツライ思いをしながらも、しんたろう君というお父さんを溺愛し、早く会いたいとか思っているんだろうなとか、毎朝いく公園に一緒に行きたい!って思っているだろうなって考えていたら、もう電車の中でもあやしくて・・・

結果、最寄駅から崩壊してしまい。。目が真っ赤になってしまったわけです。

人へ注げる愛情は限られているのでしょうか。犬への愛情も限られているのかな。

僕はバディに幸せにしてもらって今があるし、バディがいたから今があるともいえる。バディが少しでもしんたろう君と一緒に寝たり、そばにいてニコニコできるように全身全霊で祈ります。そしてまた会えることを願って。

こう書いているだけで泣いちゃう

かっこいいバディ



かぼすとバディとサニー