OKEI GROUP OWNER 片寄雄啓《コトバノチカラ》

神奈川大学法学部出身。広告代理店《協同広告》で営業として6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。1年半の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。現在、Pizzeria Terzo okei、Viva okei、OKEI BREWERY、Atelier de terrine maison okei、オケタプ 、ビストロオケイヤの6店舗経営。飲食店経営、カズ、サザン、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います。

フェス画像

新店舗の話②

新店舗の話。

膝がぶっ壊れてしまい、ちょっと進みが悪くなっているので焦ってはいるがビルは建ち、上層階の内見も始まっている。店舗は1階の我々のみなので、2階から14階はオフィスになる予定。なかなかのハイテクセキュリティも入っていて面白い。

物件が決まった時にはまだなかった住所をそういえば確認してなかったので、契約書を見てびっくりした。

【新橋1‐14-18】

実は3つのビルが解体し、1つのオウンズというビルになったのだが、住所がもともと僕が入っていた有信ビルの住所と一緒だった。

最初に独立した住所になった、戻った。すごい嬉しかった。

まさか同じ住所だとは思っていなかったのでドキドキしちゃいました。

願っていたわけでもないですが、こうなるとがぜん嬉しい(笑)

新店舗の名前をもうそろそろ決めないと。もうそろそろです。

実はこのビルはオール電化。初めてのIHコンロベース、全てが電気。見積もりを取っていくと電気の全てが高いことがわかりました。知らなかった。。。

ガスに切り替えてーなんて出来ないからあきらめるしかない。

その分、熱くないとか利点もあるので初めてのキッチンを楽しみにしていく。

新しいビルだからかっこよくなりすぎないようにしないといけない。チェーン店みたいな空気にならないように!それが結構難しいのでそわそわしちゃう。

近代的なビルだから。そこは難儀しながらも、入りやすく、声かけやすい空気にどうできるか。スタッフも決まっていく中で、うまく調整していきたいところです。

まだフワフワしているところもあるけどね。

抽象的なことしか書けないのは、決まっていないから笑

新店舗出店により、社内で人事異動もあり、そこが終わってからかなと、しっかり書くのは。6店舗になるってことで、社内での移動も3年とかある程度長くいる人には行っていくことも必要かなと思っていて、決算報告会でも話した。

いわゆるジョブローテンションですね。ネガティブな時もあるでしょうが、ポジティブも多くなると思う。そしてその可能性が皆にあるんだってことは大切なこと。

同じお店でゆっくりしっかりやっていくのも楽しいし、お客様も大事にしてくれたりする。そこが飲食の醍醐味でもあるのですが、それだけでもないよね。やっぱりいろんなことを経験していくって大事だし、複数店舗ある会社にいるわけだから、それを存分に味わうのもまたよし。

だからこそ、今目の前のことを存分に楽しんでほしい。小さなことを気にしすぎず、楽しむ努力と仲間と楽しく過ごす努力。陰口を言わない。簡単なことなんだけど、出来ないことが多い。ジョブローテーションを通じてそんなことも具現化につながるのかなと。新しいことをやること、それを感謝して楽しむこと。

そんな空気創造をより強めていけるようにしていくのが、新店舗の光。

20周年というタイミングで20年前の同じ住所に戻れるという奇跡。そこで20年前の自分に戻るかの如く、あの場所で躍動する自分を夢見ている。

新橋中に愛想を振りまいてさ、ずっとその場所に居たいって思いながら働いていた自分。仕事なんだけどそうじゃない。ワクワクドキドキの2025年が動き出している。

亡きおけい屋で使用したハンコは必ず使う予定

写真は小学校4年生くらいの授業で僕が作ったハンコ。おけい屋を出すときに最後の最後でロゴを考えていた時。自分で書いた「おけい屋」という文字だけでは、のれんが締まらなくて。ふとそのハンコがどっかにある!って思いだして探しまくり、見つけたハンコ。それを押してできたのれんが次の画像。

のれんの右下にはハンコが入り、締まった。

何らかの形で、このハンコを使うことにはなりますよ。