OKEI GROUP OWNER 片寄雄啓《コトバノチカラ》

神奈川大学法学部出身。広告代理店《協同広告》で営業として6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。1年半の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。現在、Pizzeria Terzo okei、Viva okei、OKEI BREWERY、Atelier de terrine maison okei、オケタプ 、ビストロオケイヤの6店舗経営。飲食店経営、カズ、サザン、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います。

フェス画像

優しい風景

右膝の経過報告から。

セカンドオピニオンとして膝スペシャリストに2度目の診察。一昨日の注射からかなり状態が良く、ゆっくりですが痛み少なく歩けています。

昨日は新橋にどうしても打ち合わせがあったので、タクシー往復でしたが行けました。

油断せず、安静とリハビリの微妙な感じですが、快方に向かっているのでキモチは上向き!頑張ります。

さて、昨日病院に行き、豪徳寺のお店で少し作業しておりました。その時に、じわーっといいなって思ったことを書いておきます。

近くに並木動物病院って名医があるんです。遠くからも来院があるくらい有名。僕もお世話になっているんです。

1時間くらいしかいなかったんですが、ひっきりなしに動物を抱えた人たちが通るんです。もちろん笑顔の方もいるんですが、やはり心配そうなお顔の方もいます。

僕も動物病院に行くときはだいたい良くない事なので、気持ちはお察しします。

ですが、人の温かさを感じるんです。その表情や歩き方。話し方。

特別動物愛護に目覚めているわけではありません。ただ、無償の愛情というか、自分たちの時間なんてどうでもよくて、とにかく治してあげたい!という気持ち。

犬ちゃんを迎えるまではわかりませんでした。大切にしている気持ちが手に取るように分かるようになり、店の前を通る方へ心でエールを送る自分がいます。

治りますようにって。またみんなで寝れますようにって。

店の前でお客様のお母さんとお嬢ちゃんと小さなワンちゃんに会いました。

ワンちゃんをずっと抱っこして嬉しそうに自慢そうに見せてきました。かわいいでしょって。褒めて褒めてって顔していた。犬ちゃんもお嬢ちゃんも。

こういう瞬間がとても幸せです。住宅街にお店を出したからこそわかる感覚。

だからこそ、新橋でやっててよかったなと思う。全く違うエリアでお店があることで感じる幸せが沢山ある。本当に幸せ者だと思う。

人が人を大切にしていることを見れたり、感じれること。自分が大切にされることも嬉しいけど、全く関係ない人たちが優しさダダ漏れなのを感じることも嬉しい。

改めて幸せを感じるタイミングって逃しちゃいけないですよね。

今回、膝を痛めたことで沢山感じています。今日も打ち合わせなんですが、社員に無理に豪徳寺に来てもらいます。遠いスタッフもいるのに。でもみんな二つ返事で「もちろんです」って言ってくれるし。

社長だからトップダウンってタイプじゃないので、申し訳ないなって思う。でも嬉しさがもっとある。皆が忙しい中、調整してくれる。

支え合って生きていくっていうなんか、古風な会社なのかな笑

それでいいのかもね。皆でみんなを支えていこう。

豪徳寺にくるワンちゃんたち

写真は仲良しさん。サニー、ルイ。マイロ。ほかにも仲間は要るけどね。

僕には子供はいないけど、こうやって沢山子供みたいなワンちゃんがいるんだよん