カズが好きですって話と、誰かこの気持ちをカズに届けて!!!ってお願い笑
小学校6年生とカだったと思います。この本を西友だったかな、手に取り、はじめて自分から本を買ってほしいと懇願して手に入れた。すぐに何度も何度も読み返して、今まで生きてきた。今でもたまに見てしまうボロボロになった本。
僕は、カズがカズよりも好きだ。なぜ2月26日生まれでなかったんだろうって悔やんでも悔やみきれない!って思っていました(だって桑田さんも同じだから)
何でこんなに好きなんだろうって、思うんだけど、なんだかずっと頑張っている姿しか見ていないからだと思う。この本を手にした時は、「カズはブラジル代表になるんだろうな」って思っていた。だって、その頃にカズがレギュラーとして活躍していた最後のチームはサントス。ペレやネイマールが活躍したビッククラブ。そこで試合に出ているというのはもうスーパースター。今でこそ、ヨーロッパでブラジル代表が活躍しているが、その頃は違う。ブラジル代表はブラジル国内にいたから。チームメイトもそうだし、ライバルチームにも、ブラジル代表やそのレベルのスターがごろごろしていた。そこで活躍している!というとんでもない日本人だったから。
だから、日本にカズがやってくる!っていうニュースが飛び込んできたときはたまげた。僕にとってはブラジル代表が来るみたいなイメージだったから。最初は24番だった背番号も代名詞の11番にすぐになり、読売クラブからスタートしていたっけ。
その頃、カズのユニフォームを集めだしていた。どうしてもブラジル時代のユニフォームが欲しくてバイトしたりしていた。カズが移籍するたびにユニフォームを買うのが通例になった。どのチームに行ってもずっと好きだ。
先に書いたようにずっと頑張っている姿を見せてくれる。姿だけではなく、コトバで態度で示すカズ。結局、カズは挫折を繰り返している。そして乗り越えている。
イメージは先行しているけど、カズがちやほやされていた時代は短く、それからはイタリア、クロアチアなど海外でのプレーして、挫折やうまくいかな期間も多くある。ただただサッカーがうまくなりたい、そのために生きている。コーチになるとかは全く考えていない。外部が何といおうと現役でいたいという。人の人生にケチをつける人がいるが、カズの好きなようにしてもらいたい。契約してもらえる以上は好きにしたらいい。
僕の手元には今、カズのユニフォームが沢山ある。直近の鈴鹿とポルトガルのユニフォームはないが、それ以外はブラジル3部のCRBにちょっと在籍した時のモノ以外は全てある。直近の2チームはそろそろ買っておこうと思うから実質1つのチーム以外はある。
そんな人、世界で僕くらいではないだろうか。
20周年を迎えるにあたって、どうしても感謝したい人の一人がカズだ。
カズがプレーを続けてくれていたから今がある。ワールドカップに行けなくても、こうして現役でいてくれることで勇気をもらえてきた。
その気持ちを何らかのことで伝えたいと思う。
これを読んでくれた誰かが、カズとつないでくれたらいいな。って本気で思って書いている。世界で一番カズが好きだと思う。
30分でも話をさせてもらえないだろうか、どうしたらそんなことが出来るのか。まずは手紙を書こうと思う。話はそこからだ。
自分があこがれ以上の人がいることは生きていくきっかけになる。辛くてもポジティブになりやすくなる。僕は中高生時代もそれで乗り切ってきた。
家族がバラバラになって悲しい時でもカズがいてくれたから。
カズ、いつも頑張ってくれていてありがとう。