OKEI GROUP OWNER 片寄雄啓《コトバノチカラ》

神奈川大学法学部出身。広告代理店《協同広告》で営業として6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。1年半の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。現在、Pizzeria Terzo okei、Viva okei、OKEI BREWERY、Atelier de terrine maison okei、オケタプ 、ビストロオケイヤの6店舗経営。飲食店経営、カズ、サザン、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います。

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カズが好き

カズが好きですって話と、誰かこの気持ちをカズに届けて!!!ってお願い笑

小学校6年生とカだったと思います。この本を西友だったかな、手に取り、はじめて自分から本を買ってほしいと懇願して手に入れた。すぐに何度も何度も読み返して、今まで生きてきた。今でもたまに見てしまうボロボロになった本。

僕は、カズがカズよりも好きだ。なぜ2月26日生まれでなかったんだろうって悔やんでも悔やみきれない!って思っていました(だって桑田さんも同じだから)

何でこんなに好きなんだろうって、思うんだけど、なんだかずっと頑張っている姿しか見ていないからだと思う。この本を手にした時は、「カズはブラジル代表になるんだろうな」って思っていた。だって、その頃にカズがレギュラーとして活躍していた最後のチームはサントス。ペレやネイマールが活躍したビッククラブ。そこで試合に出ているというのはもうスーパースター。今でこそ、ヨーロッパでブラジル代表が活躍しているが、その頃は違う。ブラジル代表はブラジル国内にいたから。チームメイトもそうだし、ライバルチームにも、ブラジル代表やそのレベルのスターがごろごろしていた。そこで活躍している!というとんでもない日本人だったから。

だから、日本にカズがやってくる!っていうニュースが飛び込んできたときはたまげた。僕にとってはブラジル代表が来るみたいなイメージだったから。最初は24番だった背番号も代名詞の11番にすぐになり、読売クラブからスタートしていたっけ。

その頃、カズのユニフォームを集めだしていた。どうしてもブラジル時代のユニフォームが欲しくてバイトしたりしていた。カズが移籍するたびにユニフォームを買うのが通例になった。どのチームに行ってもずっと好きだ。

先に書いたようにずっと頑張っている姿を見せてくれる。姿だけではなく、コトバで態度で示すカズ。結局、カズは挫折を繰り返している。そして乗り越えている。

イメージは先行しているけど、カズがちやほやされていた時代は短く、それからはイタリア、クロアチアなど海外でのプレーして、挫折やうまくいかな期間も多くある。ただただサッカーがうまくなりたい、そのために生きている。コーチになるとかは全く考えていない。外部が何といおうと現役でいたいという。人の人生にケチをつける人がいるが、カズの好きなようにしてもらいたい。契約してもらえる以上は好きにしたらいい。

僕の手元には今、カズのユニフォームが沢山ある。直近の鈴鹿ポルトガルのユニフォームはないが、それ以外はブラジル3部のCRBにちょっと在籍した時のモノ以外は全てある。直近の2チームはそろそろ買っておこうと思うから実質1つのチーム以外はある。

そんな人、世界で僕くらいではないだろうか。

20周年を迎えるにあたって、どうしても感謝したい人の一人がカズだ。

カズがプレーを続けてくれていたから今がある。ワールドカップに行けなくても、こうして現役でいてくれることで勇気をもらえてきた。

その気持ちを何らかのことで伝えたいと思う。

これを読んでくれた誰かが、カズとつないでくれたらいいな。って本気で思って書いている。世界で一番カズが好きだと思う。

30分でも話をさせてもらえないだろうか、どうしたらそんなことが出来るのか。まずは手紙を書こうと思う。話はそこからだ。

自分があこがれ以上の人がいることは生きていくきっかけになる。辛くてもポジティブになりやすくなる。僕は中高生時代もそれで乗り切ってきた。

家族がバラバラになって悲しい時でもカズがいてくれたから。

カズ、いつも頑張ってくれていてありがとう。

カズユニフォーム一部