新しいお店の話。
飲み物の中心はもちろんワイン。そしてオケイブルワリー。焼酎や日本酒もワイワイ飲めるようにしたいなと思います。ま、何でもありなんですが、やっぱり好きなワインは中心になっていきます。
それで、ちょっとナチュラルワインってコトバがありふれてきたなって。自然派ワインという言葉もちょっと聞き飽きてきて。もちろん自分のお店もそういう表現を使っているし、わかりやすくなってきたのかもしれない。
ただ、以前そこにこだわって出し始めた時とは違い、差別化というか飽和してきてお客様もいいワインに出会いづらくなってきたんじゃないかなと。
ま、感覚なので合っている間違えているということではなく、そこに紛れたくなくなっちゃって。好きなものはナチュラルワインなんですが、そうであればいいということでもなく、その中でも自分が好きなものがあるって感じになってます。言葉で書くとややこしいのですが。意外と?そういうお店を作るときのイメージのスタートは大切なので悩んでいました。
結論としては、好きなワインをしっかり表現していきたいなと。
国としてはオーストリアワインが好きで、もっともっと知ってくれたらみんな好きになるんじゃないかなーって思っています。もちろん、オーストリアワインにはジャムっぽいどっしり重いモノというのは少なく、あっても高い。そういう方向のワインについては他のエリアで用意しつつ。出来たら近いエリアがいいけど、そこはオイオイって感じかな。オーストリアのスムースで体に染みわたる感じが好きで。
同じラインで日本ワインもしっかり飲んでもらえるようにしたいと思います。コロナで閉店したおけい屋は日本ワイン専門店でした。今でも一番良い店だった!なんていわれちゃうマンモス店でした。4坪しかないのに100人来るとか今思えばおかしな店でしたからね。食洗機ないし笑
そんなお店で出会った日本ワインたちは必ず出していきます。
都内にもあまりこうしたお店は少ないです。オーストリアというのがいかに狭いニッチな世界なのがわかります。それしかない!ってお店にするつもりはないのですが、好きなワインはしっかり主張していきますね。
新しいコトとか違ったことを思いついてやると必ず批判やら否定が来ます。
今回のお店でも、言われそう笑例えば、DJ機器入れるとかね
でも、そんなときはチャンスだと思ってしまうのです。だって皆知っていてわかり切っていることではないんだなって安心します。
そもそも、隣にピッツェリアがあり、ピッツァも食べられるというだけでも、何とも珍しいお店には見えていくとは思います。
まだまだ工事もされていないですが、少しずつこうして固まっていって、また悩んだり。お店を始めるって楽しいです。あの通りにまた複数のオケイが復活するという奇跡を一緒に体験しましょう。
写真は最初に出来たお店の外観。2階にお店を出し、4年目に3階にビストロを出した。
今あるピッツェリアは元々乾物屋さんの倉庫だった。二色屋という立て看板は今はピッツェリアとなっている。
歴史は振り返るためにあるのかもね。思い出すことが多く、時が止まる。
それが自分の生きてきた道だからね