OKEI GROUP OWNER 片寄雄啓《コトバノチカラ》

神奈川大学法学部出身。広告代理店《協同広告》で営業として6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。1年半の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。現在、Pizzeria Terzo okei、Viva okei、OKEI BREWERY、Atelier de terrine maison okei、オケタプ 、ビストロオケイヤの6店舗経営。飲食店経営、カズ、サザン、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います。

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結婚式をした日

今日は結婚式をした日でした。

2016年4月3日。あれから9年です。

thegents.tokyo

これは作ったタキシードの店 the gentstokyo @thegentstokyo が書いてくれたブログ。初めてオーダーメイドしたものだったし、彼らの気持ちがこもった仕事は今でも心に残っている。

このタキシードを着て、スタッフや友人の結婚式に行くとあの時を思い出す。タキシードを作る数か月のやり取りも素晴らしかった。青山に行き、全てのサイズを測りシャツや全てを揃えていく作業。出来たものは自分の体にまとわりつくような感覚の肌感覚だった。またあのタキシードを着れる体形で居たいと思うから、今の体もあるのかもしれない。

あの日もこんな雨だったけど、披露宴が終わる頃にはちょっと止んでいた。

300人の出席者が僕たちの前で楽しんでくれている風景が鮮明に覚えている。

僕たちを酒の肴に仲間たちとの「飲み会」を楽しんでいる人たち。

妻と僕の大好きな人たちがあんなにも集まることはもうないのだろうからね。

仲間っていいですよね。本当に。

仕事やプライベート関係なく、何かをお祝いするってことはみんな好きなんですから。

だからああして集まってくれながらも、楽しみ、分かち合える。

そういう時間が貴重だし、これからも助け合いながら、生きていく同志だと思う。

僕たち夫婦の結婚記念日は11月1日。もちろん入籍日も大切ですが、この結婚式の日は「楽しかったね」って毎年話し合ったりする日。

9年経つと自分もおじさんになり、妻も年を重ねている。

それでもまだまだ健康に生きていることが特別なこと。

あの結婚式があるから、今でも思い出せるんだって思うと、やはり結婚式っていうイベントはやった方がいいんじゃないって思う。

誰かに相談されたらいつもそう答えている。

記憶に残っているし、何かの時には話にもなる。

ま、なんだか、この日は色々と思い出す日なんですよね。

ウェディングドレスは白いドレスを2つでした。

カラードレスはイメージがなかったようだったから悩んでいた妻。

お色直しはしなきゃダメなの?って聞いてきた。

しなくてもいいよって話した。

ただ、Whiteドレスを決めかねていた妻。

僕からアイディアを出した

「2つ、白でいいじゃん」

「いいの?」

ダメな理由はないだろうって伝えた。自分たちのモノなんだから。

どうやら、披露宴の写真で残るのがカラードレスなのが嫌だったんだって。

せっかく白いドレスが夢だったのに、記憶や写真がカラーだと嫌だったみたい。

当日は白から白に変わったドレス。

僕は黒のママ。

この話も今書きながら思い出した。

思い出は忘れてしまってもあるときにまた思い出すものかもね。