OKEI GROUP OWNER 片寄雄啓《コトバノチカラ》

神奈川大学法学部出身。広告代理店《協同広告》で営業として6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。1年半の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。現在、Pizzeria Terzo okei、Viva okei、OKEI BREWERY、Atelier de terrine maison okei、オケタプ 、ビストロオケイヤの6店舗経営。飲食店経営、カズ、サザン、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います。

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ママがいるスタッフの奮闘

@okei_working_mothers

インスタのアカウント名だけだと、?って思う人もいるかな。

インスタをプロフィール引用すると・・・

みどり&しおん 飲食でも復帰ママ活躍できる!
2005年に港区新橋に、個人経営の飲食店としてスタートしたokei。
飲食店では難しかった産休・育休を取得するため、奔走してくれた社長や仲間のおかげで、今や産休明けたワーママ2人!
しかも2人ともJSAソムリエです。
2025年、限られた時間の中でワインに関わる仕事を増やしたい‼️🍷

ということです。

僕としては、いろんな思いがあり、背中を押していたので、ちょこっと書いておきますね。

そもそも、碧が結婚し、子供が出来た時。

二人で話し合いました。現場にも出来れなくなるし、飲食以外の仕事を探そうって話になって。僕も協力してインポーターとカ探したんです。ワイン関連で。

結局、ダメでした。

厳しい世の中だなって二人で話して。だったら、オケイで頑張ってみようかと。

そこで経理の仕事を覚えたり裏方を頑張るようにしました。

碧は最前線の人でしたのでストレスもあったはず。ただ、しょうがない。

正直そうやってオケイにいてくれていたと思う。

その時に話したのは「お前が先駆者になれ」でした。

オケイもこれからそういう女子も出来るかもしれない。

その時に安心して働く場所を作るのを碧がやって欲しいってお願いしたんです。

その転機が来たのがコロナです。なかなかそんな下地が出来てこなかったのですが、コロナパニック時にチャンスが来たんです。

酒屋免許を取ることが加速されていって。小売りやネット販売など、沢山の可能性が見えてきました。もちろん簡単じゃないけどね。

そんな時にフィロ(すでに譲渡したお店)の店長としている予定だったしおんがご懐妊。めでたい!

で、しおんが無事出産、産休育休があけた今年。

また3人で話し合いました。

僕が思ったのは、二人は裏方としてだけじゃなくて、やっぱり第一線にも行きたいよねってこと。具体的には売上があったらいいよねって。

だから、何か考えていこうよって。

彼らが選んだのはマルシェ出店。先日初めて2名で出店。1日だけでしたが10万弱の売上がありました。

もちろん二人としては反省点とか、もっとこうすればよかったとか言ってました。

でもまずスタートしたってことがすごいと思う。

土曜日ということで子供を家族に任せてとか、そこに至るために仕事以外の家事とかも調整が必要なママさん。

だからこそ、その仕事を楽しみたい!っていう気持ちは人一倍あるはず。

そんな気持ちが嬉しかったです。

そして自分たちの仕事をインスタアカウント @okei_working_mothers に残すこともしていますね。

やっぱり何かに記憶しておく。それが販促要素もあるでしょうが、軌跡というか。

必ず何か残ることは「なにかになる」から。

最近早く帰るとか休みを沢山とか、そんな企業や飲食店、必要になってます。

これは何となくそういう風潮になっているから。

僕もそれが正しいと思ってますよ。だから週休二日にしてますし、色々トライしています。ただ、二人のように「働きたい」って強く思う人も沢山います。

結局、魂注いで仕事が出来たら、それが一番幸せだって思うんです。

それには男女も関係なくて。本当に。

だからこそ、お店も会社も安定して、僕と一緒に働いていきたい!オケイに居たい!って思ってくれる方のためには、アイディア絞り出していきたい。

二人を見ているとそういう気持ちがより強くなります。

応援よろしくお願いします

みどりとしおん