今年もオケイ夏フェス社員旅行はいくことに決定しています!
11月に自分でフェスを開催するので行くか迷っていたんですが、これとそれでは違うよなって話ですからね!
昨年から、強制参加ではなく、任意で1日参加から3日参加までセレクトできるプランに変わりました。
毎年こうして同じフェスに行くっていうことが何だか自分が生きる価値というか、いくばくかの達成感、来れるってことはお店が継続出来ているってこととして自分としてもいい1年のターンのタイミングになっています。
天気が悪かったり、良かったり。飲みすぎたり、食べ過ぎたり。
だいたいにしてあまり完璧!っていうフェスはないです。
それでも何だかその感じが良くて。
未完成というか、完璧がない感じが自分や人生やお店や人間関係にも似ていて。
フェスにいていろんなアーティストのコトバも自分をすごく奮い立たせてくれます。
みんな死ぬ気で頑張ってる人だし、そのステージに立つまで、やっぱり何か魂を削り続けてその場所にいるような気がしますから。
そして自分のフェスとしての大切なところは、少し遠いって所です。
山中湖のsweet love shower に行くんですが、近いんですがやっぱりちょっと遠い。
都市型のフェスも楽しいですがやっぱりちょっと不便な方がちょうど良かったり。
皆でバスで行ったり、朝早く起きなきゃいけなかったり。
大人の修学旅行をずっとし続けてる感じがしますね。
25歳から行き始めたのでちょうど25年。
その中で多くの幸せをいろんなフェスで味わいました。
単純に曲を聞いたって事よりはその空間に対してがほとんど。
並んでいる時間とかね。
門をくぐった瞬間とか。
今ふと思い出すのは20年以上前かな。
ロックインジャパンで、ドラゴンアッシュが初めて大トリをした時。
KJは、5万人の前でVIVA!revolutionって叫びながらも泣いていました。
嬉しそうに。
5万人の前で泣ける人ってすごいなって思った。
坂本龍一さんが、戦場のクリスマスをロックインジャパンで引き出した瞬間に、あのグラスステージが静まり返る感じも恐怖に近いような異常な静寂。
もちろん桑田さんサザンもいいんです、でもそうじゃない所で、いろんなキモチがぐるぐるしますね。
目当てのアーティストではない所で、聞くちょっとした言葉たち。
それだけじゃなくて、アーティストのファンたちが楽しそうに踊って歌って。
お客さんなんですが、ふと俯瞰してみちゃうときがあって。
そんな時に自分のお店と重なる部分が多くて。
愛情いっぱいのフェスにまた行けるっていうことが幸せです。