今日テレビを見ていて、世界で人気のドローンを使ったアクロバットとかエンタメをやっている30歳くらいの男子の話に興味が沸いた。
ただ、名前もわからない。
調べればわかるだろうが、まーいいやということで、調べてない笑
万博で使用したドローン数などでどうやらギネス達成みたいな感じみたい。
確かにすごかったし、帰りのご案内なども空にドローンがしている感じはドラえもんや映画の世界の何かにも見えて楽しかった。
世界ではドローンは日本よりも前に使われていたし、当たり前になっているのかもしれないが、十分目新しく、万博での使用方法として、素晴らしかったんじゃないかな。
で、僕が今書きたいのはそれを作った人の話。
19歳でドローンに対しての興味が沸いたという。10年以上前の話。
独学で学んだという。大学に飽きて途中で休学、退学?
世界旅行にいき、そのパートナーとしてドローンを迎えた。
撮影技術をその旅行であげて、生業にしていくようになる。
と、まあ、すごいサクセスストーリーだけど、なかなかの事だと思う。
で、彼が言っていたのが印象的。
「ちょっと自分が早くドローンに興味を持って、すぐに行動に移せたことが良かった」
そう話していた。
要するに、世界で一番早く見つけたり、開発したわけじゃない。
でも「これだ!」「楽しそう!」みたいな興味が沸いた瞬間から、ドンドンドローンへの欲求と探求がスタートし、加速していったということ。
世の中、やりつくされていることばかり、どんな事やモノでも知らない人がいない!とは言わない。でも、一般的に目に出来るものに関しては、やりつくされているだろう。音楽でもなんでもそうだと思う。
飲食でいえば、ネットを引けばすべての料理が出てくるだろうし、もう新メニュー!というワードもおかしな話かもしれない。
その新メニューはネットで調べ、ただ単に自分がやったことがないメニューの意味になっている。そういう意味で、もう新しいものというのはないのかもしれない。
でも、ドローンの人のように、一番じゃなくても、どれだけ早くしっかり動くか、というのは重要。
例えば、ドローンに興味を持っても買わなくてはいけなかっただろう。
それが10万なのか、20万なのか。
学生時代の彼にとっては高級だっただろうし、僕からしても高い。
それでもそれを購入したから今がある。
言い換えれば、購入できたから今がある。
僕が独立前、ピッツァの修業を1か月間お金を払って、ピッツェリアで教えてもらった。30万くらい。
ただ単に入社しても、ピッツァを教えてもらうまでに何年かかるかわからなかった。
だから、僕はお金で解決した。
決して裕福なわけじゃなかったが、財形貯蓄していたお金があったから。
当時ピッツァ窯がある店は少なく、まだピッツェリアというもの自体が乱立はしていなかった。だから今がある。
そこで僕がどうしようかなーなんて言っていたら今がないのだ。
そしてそれを決断し、それを正解にする努力はしたのだ。最初から正解なんてない。
セレクトした自分に正直に、それを正解にする努力をしたまで。
ピッツァの第一人者になる気もなかったが、ピッツァが好き。
だからこれだ!って思って、今に至る。
あくまで事業をやるきっかけになったということになるが、それが全てだ。
話を戻すと、初動の速さや力強さということはとても大事。
それを継続できるかも大事。ここは自分の優先順位が変わったりしていくことはあるだろうが。
続けなきゃいけない義務もない。ただ、初動に関して遅いというのは致命的になる。
情報過多の世界。
その情報を取れる人は多いので、いかに自分がやりたいことや自分が出来ることを探せるか。
そしてそれを先に進めるかどうか。
迷っていると、他の情報にそれが埋まって自分でも気づかないうちに、その情報が取れなくなるし、自分のやりたいことから無くなっていく。
気づかないうちというのが怖い所。
だから年に一度やりたいこと100個書こう!とかが良く言われる手法なのかも。
忘れないように。
と、まあ、特別なことを書いたわけじゃないけど、改めて初動に関して考えたとさ。