OKEI GROUP OWNER 片寄雄啓《コトバノチカラ》

神奈川大学法学部出身。広告代理店《協同広告》で営業として6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。1年半の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。現在、Pizzeria Terzo okei、Viva okei、OKEI BREWERY、Atelier de terrine maison okei、オケタプ 、ビストロオケイヤの6店舗経営。飲食店経営、カズ、サザン、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います。

フェス画像

OKEI ROCK FESTIVALへの想い①

昨日、オケイロックフェスのHPもアップしましたよー

https://www.okeitokyo.com/fes

今日から少しずつ深堀してこのフェスについて書いていきますねっ

まずは、改めてなぜこのフェスを開催したいのかということです。

1飲食店がこんな大規模な超赤字なイベントをやるなんて。。。。

前代未聞どころか、どうなっちゃってんの?って話ですよね。

でも、僕にはこのフェスをやる意味が大きくあるのです!!!!

①フェスが好き。

毎年、社員旅行としてフェスに行くくらい好きです。25歳から僕のフェス人生は始まりました。最初は桑田佳祐さんを見にロックインジャパンに初参戦。

帰ってくるときにはウルフルズやブームなど全く違うアーティスをのファンになって帰ってきた。それだけじゃなくて、あの空間で騒いでワイワイして、時にまじめな話をしたり。そんな異空間の虜に。毎年仲間と一緒に行くのが恒例になりました。

そこから独立しても行きたくてスタッフも一緒に。

飲食にも通じることがあるんですよ。ピザが食べたくてお店に行っても、また通いたくなるのはサービスが良かったり雰囲気が良かったり。目的とは違う何かがないとリピートにはつながらない。なんかフェスってその究極なのかなって思っています。

②10周年からの約束

10周年の時、700人ほどの来場者のフェスを新橋で開催しました。今思えば空き地で厨房作って、ステージ作って、焚火して、めちゃくちゃなイベントやりました。

その時、10年なんて続くと思ってなかったからやり切ったんですが、もしかしてあと10年続いたら倍ぐらいの規模でやりますよ!って宣言してました。

そして今年その20周年、絶対やらなきゃって。

場所選びは6ヶ月くらいかかりました。どうしても野外が良くて。

でも、なかなか難しいんですよね。。

最初は公園と交渉していたんですが、安いんだけど、インフラが最初からなのでどうしてもうまく進まない。素人ですから。

そこでカウントダウンTVのライブをテレビで見た時に、キラナガーデン豊洲が出てきて。これだ!って思って!!!

すぐに問い合わせて話が進みました。

今回は、会場費が300万。高いのか安いのかは、当日楽しめるかどうかですよね。

2000万以上かかる1日。赤字なんてもう関係ないぜ!

③夢を持つ大切さや叶えるためのプロセスを伝えたい

僕は仲間に恵まれて独立が出来ました。

何の経験もない人が飲食店をやるって夢を掲げて、脱サラした時。

沢山の人が応援してくれました。今考えても泣きそうです。

そして独立ってときに、1000万くらいのお金を貸してくれた上司や先輩、友人、家族。

無償の愛情を感じて、独立。未経験、家ナシ、金ナシ。

それでも僕にお金を貸してくれた方々の気持ちにこたえるため、朝から晩まで頑張り、1年で完済した借金。

夢の渦の中でずっと生きていると実感する毎日。

夢を持ち、叶えていくためのプロセスには苦労はつきものですが、そこにはやはりまた人がいてくれる。

恥ずかしげもなく夢を語り、叶える努力を惜しまない。

そんなことをこのフェスでも大きく叫びたくて。

人生、それだけで生きていけるんじゃないかなって思ってます。

そんな思いを持って準備を進め、フェスっていう場所を作るって本当に大変なんだなって思っています。それでも少しずつやっぱり助けてくれる方々がいて。

今もそういうことばかりが続いています。

このフェスは、僕の夢です。

一般的なフェスと考えるとケアが行き届かない所も多いと思います。

そうならないようにしているけど、やっぱり慣れてないしね。

生まれたこのフェスを内心は毎年やりたいって思っています。

いつかこのフェスに出来たいって思ってもらえるフェスに育てていきたいって。

明日はアーティストについて書いていきますね

写真がチケットバンドです。

オケイ全店舗で発売していますので是非早めに購入をお願いします!!

シリコンバンド発売中