おけいさん！お久しぶりです！！
って言われることってたくさんあります、お店やっていると。
１０年ぶり２０年ぶりなんてことも多く、嬉しいものです
まず、わかってもらえることって嬉しいし。
そして自分もわかることが嬉しい。何で覚えているんだろうって思うのですけど、
やっぱり最初の５年とか１０年とかはずっと同じ店にずっといたから、皆わかるんですよね、人が。
今はそうはいかないから、どうしてもそこは箕臼になりがち。反省していた時もあったんですが、そりゃ無理だよなって笑
でも、こうして20年経ってきて、またそこに立ち戻れる瞬間がこうしてあるのは嬉しいです。
今日も、友人の姪っ子ちゃんが声をかけてくれました、
小さい頃に抱っこしたり遊んであげていた子が30歳だった！ビックリ！
覚えてくれているんだ―って感動でしたわ。
飲食業やっていて、こういうサプライズが毎日のようにあるんです。紹介でーとか、はじめてだったけど楽しかったとか、10年前に来ました！とか。
そんな色んな幸せを頂ける職業ってなかなかないよなーって。
その傍らでスタッフが楽しそうに働いてくれて、僕のそんな会話を聞いてくれたり。
年齢も違うし、性別も違うスタッフたち。
それでもその壁を越えて、なんか分かり合えることがあるんですよね。
オーナーとかアルバイトとか、社員とかそんな次元じゃなくて、人間の感じかな。
そうやって自分の人生を自分のお店で振り返っているような感覚もあります。
刺激もあるし、温かみも感じる。
そんな日常に溢れているなんてやっぱり気持ちが豊かになれる職業です、やはり。
僕の人生の中でこんなに仕事をしているなんて思ってませんでした。
学生時代はサッカーだし、就職してからは公私混同が激しかったな。
広告代理店という職は時間も不規則ですし、いわゆるブラック。
でも充実していたんです。いくら仕事しても楽しかったというか。
家に帰れなくても、朝帰りでも。なんかじゅうじつしていた。そうさせてくれた先輩が沢山いたんですね。
独立してからはそれが自分がすべきことになった。
トライ＆エラーが今でも続いているけど、充実した公私混同人生万歳って感じ。
だってそんなに器用じゃないし、自分が評価されるというか、認められるには人より時間を費やすしか方法ないし。
言葉を伝えるって難しいけど、考え抜けば肌でも伝わる感じもある。
結局どれだけ考えてみたかってこと。
そういうのがじんわりお客様との会話でも出るのかもしれない。
だから何年経っても、見つけてくれるのかな。
「久しぶり！」
ってやっぱり嬉しい一言ですよ。
そして、沢山会える仲間は、格別の豊かさをくれている。
嬉しい仕事ってことだね
