サッカーワールドカップ予選が各地で行われている。
若い時は一喜一憂していたっけ。高校生の頃のドーハの悲劇と言われる、日本が予選敗退してしまった時は1週間くらい途方に暮れていたな。
今の日本はものすごい強いから、逆にあまりちゃんと見てないのが正直なところ。
大谷翔平もそうだが、本当にあのスペインで活躍しちゃうとか、イングランドでとかありえないよなー、、、とビックリで。
もちろん世界各国で強豪国が苦しんでいるのを見ていると、日本が強くなったんだなって思う。そんなサッカー事情は忙しい中でも何となく気になって見てしまっている。
そんな中で、ブラジルのアンチェロッティ監督を注目している。
ブラジルってブラジル人監督ばかりなんですよ。でも今回はイタリア人。
凄い負けちゃってたから、名監督に頼った感じ。でもやっぱり結果がついてきているのを見ているとさすがだなって。
どの国でもクラブチームでも優勝してきた人だから、楽しみなんですよね。もちろんブラジル代表監督なんてブラジル人にとっては一番やりたくない職業。負けたら大変だし、勝っても自分より選手が褒められるだろうし。
でも、ちょっと彼の指導方法とか、ブラジル代表にどうしているのかなって読んでいたら、やっぱりすごいやって思った。
アンチェロッティ監督が言っているのは、こんな感じだった。
「サッカーは職業。勝つことは職務。そのためなら、どんな労も惜しまない。過去の経験や輝かしい実績にあぐらをかくつもりは一切ない」
そのために彼がまずしたのがポルトガル語を学ぶことだという。
ポルトガル語で選手たちを直接指導するということが、重要だという。
スターたちへ何を言えるか。そこにはやはり母国語が需要だという判断のようだ。
たぶん、今までもいろんなチームで監督をしてきた人だから、それをいち早く取り入れたんだろう。猛勉強をしてすでに流ちょうに話しているようだ。
ちなみに1930年の第1回大会以降、W杯を制した8チームはいずれも自国出身者が監督を務め、「外国人監督」が頂点までたどり着いたことは1度もないという。
その事実について問われると、アンチェロッティ監督はポルトガル語で、こう応えた。
「誰も自国以外を率いて優勝した例はないが、物事には全て初めてというものがある」
いやー痺れます。
結局、どんなに年を重ねても66才になってもこうやって何かを得るためには勉強を重ね、結果を出していく必要があるんだなって。
それには労を惜しんでる場合じゃないということ。
人に均等な労なんてなくて、自分のスキルが足りないなら人よりやればいい。
やるかやらないか。
ブラジル代表監督になるのが夢とか希望じゃなくて、ブラジルを優勝させることが仕事。そのためにすべてを注ぐ監督がいるから、選手は一丸となるのだろう。
お店も一緒ですね。フェスも一緒。
自分が頑張るって大事ですよね

