タンブレッロで初めて?行われていたワインイン試飲会に行ってきました。
ピッツェリア イル・タンブレッロ
050-5596-2262
東京都中央区日本橋堀留町1-2-9 DIG DUG1階
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13114239/
芦屋のジラソーレさんがカンティーナディトゥリウンフォのワインを提供しつつ、食事は杉原シェフが作るという豪華な試飲会でした。
オステリア・オ・ジラソーレ
0797-35-0847
兵庫県芦屋市宮塚町15-6
https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280302/28000034/
もちろんピッツァは大坪さんが焼いて。
大坪さんと杉原さんはナポリ修業時代が一緒だったようです。
スターたちが同じ部屋で頑張っていた時代があるというのをお聞きして身が引き締まりました。
やはり過去があっての今というか。日曜日の昼下がりに集まってくるスターの人たち。なんだか場違いというか名もない自分が良かったのかな?なんて思いつつ、めちゃくちゃ勉強になった1日でした。
ワインのついては、質問しまくってしまいましたが、興味深い話がいくつかありました。特に、酸化防止剤を入れないために、マイナス4度まで果汁を下げて、状態をクリーンにしてから熟成させる話。
その「ひと手間」でクリーンで嫌な豆っぽさの香りとかもなくナチュールワインが出来るんだということ。初めて聞く話。
そういう工程がナチュラルらしさがない!という人たちもいるようですが、彼はそう思ってないとのこと。僕も大賛成です。
ナチュラルワインがなるべく人の手を加えないという話はよく聞こえますが、添加物は要らないとは思いますが、こうした愛情として手を加えることは正しいと思うから。
通訳しながらワインを説明してくれる湯浅さんの話は聞きやすかった。
僕はソムリエだけど、あそこまで精通出来てないなて思う。
現地に行って、畑を見て、みたいなことをさほど出来てないし、何よりイタリア語が分からない。適当には話せるけどそれは何となくだけで全然、、、
やはりそこをクリアにして行ければまた違う道があるんだなって思った。
イタリア語を話せるようになりたい。
そして、大坪さん達が壇上しながらも美味しいご飯が出てきたり、ピッツァ職人たちが食について語り合ったり。
イベントだし、仕事なんだろうけど、それよりも楽しむ、昔一緒に住んでいた仲間と好きなワインを応援する日、みたいな。
50歳を過ぎていって、やりたいこと、やってきたことを守りつつ、少し超えていく感じ。そんな空気感が良かったな。
そこに横浜関内のシシリアという有名なピッツェリアの小笠原さんがいらっしゃった。
僕は直接お話するのは初めてでご挨拶をさせてもらった。
シシリヤ
050-5594-4468
神奈川県横浜市中区相生町1-7 和同ビル 1F
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14001040/
なぜかというと。
実は独立前にピッツァを学びたい!ということで教えてくれる場所、働ける場所を探していたんです。そしてシシリアにもよく行っていたし、当時は横浜での独立を考えていたので連絡をしたんです。
「求人してませんか?と」と。
そしたら「してない」ということでした。
あれから20年以上が経ち、僕も何とか飲食業にいれて、タンブレロで会える奇跡。
引き寄せというとおこがましく、ただただ自分がファンとしてあの場所でご挨拶が出来てよかったな。
人って何年たってもそういう一瞬を覚えているんですね。
あの電話をする緊張感、今でも忘れられないもの。
自分の行動が自分を変える、ただ一つの方法だね。
あの電話から今がある気がするから。
