OKEI GROUP OWNER 片寄雄啓《コトバノチカラ》

神奈川大学法学部出身。広告代理店《協同広告》で営業として6年間勤務。ウルフルズ「ええねん」を聞いて、飲食店独立を決断し、退社。1年半の修業を経て、2005年に29歳で新橋でokeiを開業。現在、Pizzeria Terzo okei、Viva okei、OKEI BREWERY、Atelier de terrine maison okei、オケタプ 、ビストロオケイヤの6店舗経営。飲食店経営、カズ、サザン、人生の事。コトバノチカラを信じて日記に示したいと思います。

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とりとめのない話

多分とりとめのない話になるブログ。

毎日があっという間に過ぎていく気がするのです。時間は有限。

平等に流れている時間のはずが、あっという間に次の日になる。考えても考えても自分が止まっているように感じて、周りだけがぐるぐる動いているような。

自分だけが取り残されていくような感覚。焦りと裏腹に進まない20周年についてとか、新しいお店の人員、各店舗の課題。

もちろん、全てポジティブなものの上に成り立っている。

20周年を迎えられなかったら、思いもしない事だし、新しいお店を出せなかったら悩まないし、今のお店が成り立っていなければ、課題も何もない。

全て自分が歩いてきた道がベースであって、自分が進めば進むほど孤独や喪失感、達成感もあるけどそれを覆いつくすほどの恐怖感。

なんだか、20年前に戻ったかのように、恐怖と不安と入り乱れる何とも情けない自分がはっきりといる。実際には走り続けているはずなのに全く先の見えない闇のような場所をひたすら走っている感覚。

ここでいいんだろうか?自分が走っているそもそもの道は間違いじゃないのか。

こんなところに書いたらどうかな?と思うけど、ま、このブログ自体はちゃんと書いていこうと決めて数か月続けているんだから良しとしよう。ネガティブがない人はいないだろうし、そういう月日は沢山これからもあるだろうから。

ただ、こうして「書くメディア」を自分で作っているという事実は大きな財産になっている。世界中に発信している気はさらさらないが見ようと思えば見れる場所。音声も映像もいいけど、字というものは安易な気がするので、いつでも見れる。

ここにこうして書いていくと少し整理されることもあるしね。

たぶんですが、腕を骨折し、ひざを痛め、今までにない数か月を過ごしているからかもしれない。何もできない時間もあったし、今は動けるようになり、体力体調改善、メンテナンスをしつつ過ごしている。その中でスタッフはしっかりお店を守り継続してくれている。その感謝というか凄みというか。確かに自分が作った環境ではあるが、そこをトライ&エラーを繰り返しながらも、光を見つけて走っているスタッフを神々しく感じる。大げさではなく、夢物語がまた始まっているようだ。

独立して継続することがまた夢だった今。継続し、拡大している今。そこで働く人たちがいて、働きたいと応募してくれる人がいる。

その躍動感の中で、ドンドン取り残されている気がしているのかもしれない。確実に良くなっていくお店と、あと2段階上がろうとしてる自分。もがいている自分がもどかしいのかもしれない。目の前にこうしたすごいスタッフたちがいるってことを幸せに感じて、再度気を引き締めていかなきゃ。

ほら、とりとめのないはなしになっちゃった。

ホンダのスローガンをいつも手帳に張り付けて電車の中で見ては胸がギュッとなる。

負けるもんか。

どうなるかじゃない、どうするかだ。

枠にはまるな。

手帳に貼るとすぐ見れる

手帳が好きになってる

自分自身を作っているような体験手帳