新しいビストロオケイヤに来てくれる方に、良いお店だと褒められる。
嬉しいです。素直に。
新しいお店って綺麗だけど不備もあったり、まだ稼働しきれていなかったり。
その中でも1か月以上経って、新しいスタッフとかみ合ってきたり。
そんな空気感と、ワインであるとか、料理であるとか色んなことを感じてくれて居心地が良いって思ってくれているのかなと思う。
反面。
20年お店をやってきて、今まで手掛けてきたお店はなんと17店舗とかある。
ま、半分以上はもうないわけで、何とも失敗の多い男。
失敗は成功の元なんて良い言葉もあるから、それを糧に生きています。
良いお店と、継続できるお店=売れてるお店
というのは、残念ながらイコールではないですよね
どんなにかっこよくお金をかけても潰れてしまうお店も沢山ある。
逆にガード下の汚いお店が100年とか、50年とか続いていたりする。
結局投資金額と比例するわけでも、美しさとも比例するわけでもない。
やりたいことややりたくないこと。
それが自分のお店で表現できているか。そしてそれを浸透させているのか、社員とお客様に対して。
僕のプランは一応順調には進んでいる。
あまり告知をせず、ゆっくりお客様が見つけてくれるように。
新しいスタッフに伝える時間や無駄話をする時間を大事に、この新しい新橋の本拠地になる場所をしっかりと土台を作っていく。
6月後半からランチをスタートし、また新しいスタイルを構築していく。
ゆっくりというと調子こいているようだけど、大切にしていかないと会社が総崩れしていくくらい、大きな事業としてビストロオケイヤはあるから。
着実な成長を遂げなきゃいけないから。
イベントもまだ入れていないのはそのため。
本業のビストロを固めてから、使い方を広げていく。
オーストリアワインもみんな楽しんでもらえているのも成果の一つ。
目立たないけど、オーストリアという新しい切り口。
ナポリピッツァだって最初は目立ってなかったはず。
好きな人がいいワインだって伝えていくってシンプルだけど大事だから。
自分のお店を好きでいてくれるスタッフを作るのも重要ですね。
そのためにはもちろんお店が良くなきゃいけないけど、その前に自分自身。
自分がそういう男でいるということ。
男気というものも必要だし、親心も必要だろう。
あとは世間に惑わされず、自分の思いを伝えたり、自分の考えで進むこと。
結局、自分自身なのだから。
誰かと比較しすぎてもそこには劣等感とか否定的なものも溢れるから。
目の前のお客様が楽しいって思える場所にしていくこと。
それがお客様が言ってくれる良いお店だねっていうコトバに感謝していくことだし、それが売れるお店になる入口のような気がする。
まだこのお店はそこまでじゃないけど、必ずそうします!
今日は新橋全体で賄いです
みんなでカレーライス。